5月15(土)・16(日)は
パシフィコ横浜で開催された
ICOI学術大会(2010 ICOI JAPAN INPLANT SYMPOSIUM Yokohama)に参加してきました。
今回の大会は、
日本歯科補綴学会・
日本歯周病学会・
日本顎咬合学会 他が後援となっている、充実した学術大会です。また、海外でおもに開催される大会のため、めったにない機会でもありました。
新気鋭インプラントロジストである日本の若手歯科医師による発表や、ニューヨーク大学インプラント学准教授 Stephen Wallace先生の「Maxillary sinus augmentation : yesterday,today,and tomorrow」、林 揚春先生の「既存骨中心のインプラント治療」、ジョージア医科大学歯周病学臨床准教授 Maurice Albert Salama先生の「Success by design : esthetics in simplifield and complex therapy」、ニューヨーク大学歯科学院インプラント学准教授・テンプル大学歯周病インプラント学臨床教授 Ady Palti先生の「Trouble shooting on vertical and horizontal bone augmentation in dental implantology」などの注目の講演が目白押しでした。
一応、
私もICOI(国際インプラント専門医学会)のフェロー(認定医)を取得していますが、日常の臨床に参考になることばかりでした。
ところで、この
「ICOIとは何ぞや?」って質問を受けることがよくあります。
ICOI(Internatinal Congress of Oral Implantologists)は1972年に設立された
国際的な口腔インプラント学会です。本部は米国ニュージャージー州にあり、
世界最大規模のインプラント学術団体であると同時に、インプラントの継続教育を提供する最大の機関としての役割もはたしています。
つい最近の話ですが、私の母校
福岡歯科大学の同窓会がICOIとの共催でICOI Fellowship養成コースを開催し始めたようです。
インプラント学教授や、大学OBの著名な開業医の先生方が主体となってプログラミングされているようです。