9月16(金)〜18(日)に名古屋国際会議場で開催された
第41回 日本口腔インプラント学会・学術大会 2011 NAGOYAに参加しました。
日本口腔インプラント学会は歯科インプラントを中心とした学問を取り扱う専門学術団体です。歯科インプラントをされる患者様の多い当院にとって、日々進化する歯科インプラントの知識や技術の吸収は必須です。
今回は次のことを目的にわくわくした気持ちで参加してきました。
1、インプラント研究発表 題目「ショートインプラントの臨床的研究」
ソケットリフトなどの骨造成は外科的侵襲が大きいため、既存骨を最大限に活用するショートインプラントの技術は注目される分野です。この
ショートインプラントについて今までの臨床経験を基に発表しました。
2、インプラント専門歯科技工士 教育講座
インプラント専門歯科技工士は
日本口腔インプラント学会の認定資格です。
歯科インプラントの成功は歯科医師だけでなく、インプラントに対する専門的知識や技術を持った歯科技工士や歯科衛生士の存在も大切です。
そのため、
当院の歯科技工士にもさらなる技術の向上を目的に参加していただきました。
3、インプラント専門歯科衛生士 教育講座
インプラント専門歯科衛生士も
日本口腔インプラント学会の認定資格です。
歯科インプラントの外科手術の介助は口腔ケアのプロフェッショナルでもある歯科衛生士の役割です。またインプラントを長期間維持していくためのメインテナンスも歯科衛生士の役割です。
歯科衛生士としての高い技術が求められる資格ですが、地域の方々の健康増進のためにも
専門家を二人三人と育てて行きたいと思っています。
4、参加された先生方との情報交換および交流
日頃、院長として患者様の治療にあたっているわけですが、毎日治療をしているだけでは、知識の吸収や技術の向上は望めません。
より良い治療を提供して行くためには、学会への参加や研究会への所属、同じ志を持つ先生方との
情報交換や交流も大切です。
お世話になっている先生方や友人の歯科医師との交流は、刺激となり日頃の治療の糧にもなります。
毎回参加しているインプラント学会ですが、活躍されている先生方との交流はとても勉強になります。お陰様で楽しくためになる三日間を過ごすことができました。