2008年6月14日から2日間に渡って開催された日本顎咬合学会で「抜歯即時インプラント埋入」について症例報告を行いました。
インプラント治療はその予知性の高さから失った歯を補填する治療として定着しつつありますが、治療期間の長さに問題があるのも事実です。
この治療期間の長さを解消する治療方法として、インプラントの埋入を抜歯と同時に行なう治療「抜歯即時インプラント埋入」があります。
歯を抜いた場所にインプラントをすぐに埋入するのですから、顎の骨が吸収されて足りないといった問題もまずありません。咬合機能の回復や、審美的かつ機能的にも良好な結果を得やすい良い治療方法です。
今回は、2004年4月〜2007年12月までの間に抜歯即時インプラント埋入を行なった患者様について臨床的検討を行ない報告としました。